柔道選手の腰痛(腰痛分離症)の原因は脳の学習記憶にあった。
少し前だが、福岡から愛知の学校に柔道で行っている高校1年生の子が腰痛と背中の痛みで治療に来ていた。
病院ではCTで腰部を画像検査を行い、腰椎分離症と診断を受けた。
治療としてブロック注射を打つも柔道の練習をするとすぐに痛みが出る状態だった。
この状態が6、7月頃から続き、腰と背中の痛みが強くて練習がほとんど出来ない位の痛みだったそうだ。
練習も出来ないので、夏休みも早々に帰省したとの事。
8月までになんとか治して愛知(学校)に戻したいとの事だった。
まず、問診をさせて戴くと昨年の12月頃から腰の痛みが発生していたようで、北九州の医大で検査治療を受けていたらしい。
大体8ヶ月間腰痛を抱えていたそうだ。
初回検査をしてみると腰部回旋筋群や腰部屈曲、伸展の動きで痛みとエネルギーブロック(EB)が見受けられた。
また、腰部で筋肉神経反射テストを行うと、ほとんどの動きでエラーを起こしていた。
初回は神経系のバランスを整える為にアクティベーターメソッド(以下AM)という治療を行って終了した。
この時点で痛みはあるものの、筋肉神経反射テストはほとんど改善した。
2回目は2,3日後をお勧めした(9月まで日もないので)がご家族のご都合上1週間後にいらした。
その時に練習時に痛みがまた出てお子様がガッカリしている旨をお父様からメールで伺った。
患者さま視点からだと、一回の治療で痛みが大きく変化するものと考えられ易いが残念ながらそうではない。
脳と身体に付いた悪いクセを修正して行くのだ。
悪いクセが切り替わってくると、身体の治癒力が働いて回復してくる。
という事をお伝えして、福岡にいる間は頑張って治療に専念すると言う事になり、お互い積極的に治療に向き合えた感じが私はした。
2回目にいらした時は痛みはあるものの、腰部の主な筋肉神経反射では正常になっており、大腰筋がエラーを起こしていた。
治療としてはAMを行った後に、ニューロパターンセラピー(以下PCRT)という心と体のバランスを整える治療を行い、脳が無意識に学習した記憶を切り替えていく。
ここでは「柔道場」の場面、「3年生の先輩の顔」という視覚情報、「練習に対する戦い」の感情が出ていたのでそれらが過敏にならないように治療を行った。
その後、3回目もその他の柔道関連の事で反応したので過敏にならないよう調整を行った。
4回目の前には背中の痛みがほとんどなくなった様だった。
全5回治療をさせて戴きましたが、腰部回旋筋群や伸展、屈曲等の動き、EBもほぼ正常と言える位に回復した。
日常生活でもほとんど痛みはないようだった。
学校に戻ってからも引き続き、愛知県でAMとPCRTに認定者の先生に引き継ぎをしており、継続治療をお勧めしています。
今回の治療は柔道で他県に進学した学生を治療させて戴いたが、柔道で有名校らしく本人も練習に対する気持が強まり過ぎていたのかもしれない。
また、ご家族の期待もあるので更にプレッシャーではないが、脳の緊張に繋がったようだ。
潜在的なストレスは環境の変化等に影響し易い。
体は大人でも、まだ心の部分では子供である。
そのような柔道全般に対してのこころと身体のバランスが今回の腰痛に関係していたようだ。
このような事は病院等で行うレントゲンやMRI等の画像診断器では分かり得ない。
今後もご自身のやりたい事が痛み等の症状で出来なくてお困りの方を自然療法で応援していけたらと思う。
スポーツ選手もこのような心理的なエラーで痛みに繋がり、練習が出来なかくてご自身の力を発揮できなかったり、また選手生命を短くさせる場合がある。
是非スポーツ選手にも有機的な治療を受けて戴きたいと思っております。お待ちしております<(_ _)>
昨日東京オリンピックが決定した。
今回治療を受けた彼はまだ16歳だ。
7年後は23歳である。
次のオリンピックは彼ら世代になるのだ。
是非オリンピックにトレーナーとして付き添えたらと妄想を膨らませている(笑)
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福岡市 分離症
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