ソフトテニス イップス 中学生の施術事例|福岡市南区大橋
フォアハンドを振った瞬間、力が抜けて、ボールがネットやアウトに。
7年半続けてきたソフトテニス。県大会の試合で出たミスが、その後の練習でも離れなくなった——14歳(中学2年)男子選手のケースです。
いわゆる「イップス」。今回は、その経過をご紹介します。
【概略】
練習でも試合でも、フォアハンドを打つときだけ力が抜けてしまう。それが「イップス」と呼ばれる状態です。
この記事では、中学2年・ソフトテニス選手の施術経過を通して、イップスの原因(脳の誤作動と身体のバランス)と、施術でのアプローチを解説します。
福岡市南区大橋・開業20年のクローバーカイロプラクティックの症例報告です。
この記事でわかること
- イップスが起こるメカニズム(脳の誤作動と身体のバランス)
- 今回の施術経過(検査→神経系の調整→メンタル面を含む調整)
- ご本人・ご家族が気をつけたいNG行動
- 改善に向けて大切な考え方

イップスとは?なぜ「力が抜ける」のか
イップスは、スポーツ中に特定の動作だけが、思い通りにできなくなる状態です。野球の投球、ゴルフのパット、テニスのストロークなど、繊細なコントロールが求められる動作で見られます。
イップスの背景は「脳の誤作動」
今回のケースは、来院の1週間前、中体連の県大会の試合中にフォアハンドで力が抜けるミスが出て、それ以降、練習でも同様の状態が続いていました。
筋肉や関節に明らかな異常がないのに動けなくなるのは、脳の神経回路の働きに誤作動が起きているためです。「打つ」という動作に対して、脳が余計な信号を送ってしまう。そして、ミスの経験が記憶として残り、同じ場面で同じ誤作動が繰り返されてしまいます。
誤作動は身体のバランスにも現れる
イップスは身体的な異常というよりも脳の誤作動ですが、身体的な乱れが重なっていることも、実はほとんどです。
初回の検査では、左半身の重心バランスの乱れと、ラケットを持つ右腕から指にかけての誤作動が確認できました。脳の誤作動は、こうした身体のバランスの乱れとして現れます。だからこそ当院では、脳のアプローチだけでなく、身体の状態を細かく検査することを重視しています。
病院で「異常なし」と言われるのはなぜ?
「ボールが打てない」「力が抜ける」と受診しても、整形外科などでは「異常なし」と言われることが多いです。骨折や腱の損傷など、画像に写る損傷がなければ異常なしという判断になるからです。しかし、脳の誤作動や身体のバランスの乱れは、画像には写りません。
なお、強い痛みや痺れ、外傷後の場合は、自己判断せず医療機関での確認を優先してください。
やってはいけないNG行動
①「練習不足だ」と、さらに打ち込ませる
ミスの背景に脳の誤作動がある場合、同じ練習の繰り返しは、ミスの記憶をさらに強めることがあります。量で解決しようとしないことが大切です。
②ミスを恐れて、フォアハンドから逃げる
配球を変えたり、その場面を避けたりするばかりだと、本人の不安は残ったままです。成功体験を積める環境づくりが大切です。
③ネットで調べた自己流ケアだけで解決しようとする
ストレッチや筋トレは身体づくりに役立ちますが、脳の誤作動には届きにくいものです。悪化が続く場合は、一度専門家に相談しましょう。
今すぐできる対処法【「打てた瞬間」を記録する】
ミスの記録をつけるより、「打てた瞬間」を記録するのがおすすめです。いつ、どんなボールが、どう打てたか。これを続けると、調子の波とともに「良い状態の条件」が見えてきます。
今回のケースでも、良い時が段々増えていく過程で、本人が自分の変化に気づけるようになりました。また、ご家族の声かけは「なんで打てないの」ではなく「あのときの感覚、覚えてる?」がおすすめです。ミスが続くときほど、結果を急かさず、良い時の感覚に目を向けさせることが、イップスの改善には大切です。
薬や一般治療で改善しない理由
イップスは筋肉や関節の損傷ではないため、鎮痛剤やマッサージでは解決しません。ゆっくりのボールでのミスが多い、一度のミスが続く——といった症状の背景には、脳の誤作動と身体のバランスの乱れがあります。ここに目を向けることが、改善への近道です。
当院の施術アプローチ
今回のケースの経過をご紹介します。
初回は「検査」を重視
初回は主に検査を重視し、身体の状態を細かく確認しました。左半身の重心バランス、右腕から指にかけての誤作動の所在を明確にしたうえで、施術方針を組み立てています。
アクティベーターメソッドで神経系の調整
初期はアクティベーターメソッドで神経系の調整を行いました。専用の器具から微弱な刺激を加える低刺激の施術で、ボキボキと鳴らすことはありません。初回施術後は練習があり「結構良くなっていた」とのことでした。数回の施術を重ねるうち、いつもではないものの、良い時が段々と出てきたと言います。
メンタル面を含めた「脳の誤作動の調整」へ
ただ、レシーブでゆっくりしたボールを打つときのミスが多く、一回ミスが出ると続く状態がありました。8月中旬の中体連の大会(島根県開催)では、本来の力を発揮できず、試合など緊張する場面ではまだイップスが出ていました。
そこで途中から、メンタル面を含めた脳の誤作動の調整を開始。昨日の来院時には「全体を通して良い状態になってきた」との話でした。イップスのような症状も出なくなってきており、フォアハンドを打つのが怖いという感覚も減っています。

改善実例・患者さまの声
| 時期 | 施術・状況 | 変化 |
| 初回 | 身体の検査を重視(左半身の重心・右腕〜指の誤作動を確認) | 施術後の練習で結構良くなっていた |
| 数回目 | アクティベーターメソッドで神経系の調整 | いつもではないが、良い時が段々出てきた |
| 8月中旬 | 中体連の大会(島根県)に参加 | 緊張場面ではイップスが出て、本来の力を発揮できず |
| 施術途中から | メンタル面を含めた脳の誤作動調整を開始 | 良い時が増え、緊張場面の差が縮まってきた |
| 最近 | 全体の調整を継続 | イップスのような症状も出なくなり、フォアハンドの怖い感覚が減った |
「フォアハンドを打つのが怖くなくなってきました」
イップスは脳の誤作動。身体とメンタル、両面からの調整が近道です。
※詳細はクローバーカイロプラクティック お客様の声をご覧ください。
院長:吉武
よくあるご質問
Q.中学生でもイップスは起こりますか?
A.起こります。競技歴が長いお子さまほど、結果へのプレッシャーが大きく、発症することがあります。県大会などの大きな場面をきっかけに始まることも珍しくありません。
Q.施術は痛いのですか?
A.アクティベーターメソッドは低刺激で、ボキボキと鳴らすことはありません。お子さまも受けやすい施術です。
Q.イップスの変化は、どのくらいで現れますか?
A.個人差があります。今回のケースでは、まず身体の検査と神経系の調整から始め、経過に合わせてメンタル面を含む調整を加えました。まずは一度、状態を確認させてください。
基本情報・アクセス
| 項目 | 内容 |
| 院名 | 福岡大橋自律神経整体院 クローバーカイロプラクティック |
| 代表 | 吉武 史郎(カイロプラクター) |
| 開業 | 2006年9月(20年目) |
| 所在地 | 福岡市南区大橋(西鉄大橋駅 徒歩圏内) |
| 近郊エリア | 天神(約10分)・春日市・大野城市・太宰府市 |
| 得意分野 | 自律神経バランス・イップス・めまい・パニック障害・頭痛・腰痛 |
ご予約・お問い合わせ
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イップスに関するQ&A
イップスは、練習を続ければ直りますか?
背景に脳の誤作動がある場合、練習量だけでは解決しにくいことがあります。同じ場面の練習の繰り返しが、ミスの記憶を強めることも。まずは原因を確認することが大切です。
ご家族は、子どもにどう接すればいいですか?
ミスを責めない、結果を急かさない。そして「良い時の感覚」に目を向ける声かけが大切です。イップスは本人が一番つらい状態です。寄り添う姿勢が、改善への土台になります。
イップスは、自然に良くなることはありますか?
軽い場合は時間の経過で軽減することもありますが、放置すると練習や試合での不安が強まり、ミスが続く悪循環に入ることもあります。早めの対応がおすすめです。
これらの症状でご来院頂いています。
自律神経失調症(めまい・血の気がひく・フラつき・不眠症・動悸・息苦しさ・不安感)・腹部の張り・腰痛(椎間板ヘルニア・分離症・すべり症・脊柱管狭窄症)・首の痛み・肩こり・胸郭出口症候群・手足の痺れ・頭痛・膝の痛み・坐骨神経痛・顎関節症・パニック・イップス など
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最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたのお身体のお悩み、ぜひ一度ご相談ください。


