中学生女の子 頻尿の治療
こんにちわ。
今回は頻尿の女の子の症例を報告致します。
少し前(7月、8月)の症例なんですが、本人はなんとか夏休み迄に治して2学期を迎えたいと言っていました。
年齢:13歳 (中学1年生) 女の子
主訴:緊張に寄る頻尿
泌尿器科を受診したが異常なし
心療内科に行く前に、母の友人から紹介を受け当院を受診
頻尿は幼稚園の頃から始まり、中学に入学してから症状が起こり易くなった。
授業中や集会、体育館などで特に尿意を感じる。
また、トイレに行けない状況になると心配になり、更に気になるとの事。
初回はアクティベーターメソッドで身体全体の調整を行う。
2回目の来院時に初回治療後に背中と胃が痛くなったとの報告を受ける。(※好転反応と思われる)
2回目からはアクティベーターメソッドの治療後に頻尿の症状に関連する脳の誤作動(PCRT)の検査を行なった。
検査で反応したキーワードは「体育館で座っている時」、「トイレ 我慢」、「昨日 家 17時」
これらの状況に心と体が適応するように調整を行なった。
3回目のキーワード「先生 怖い」、「先生の声」、「クラスで周りが静かすぎる」、「授業で発表しなきゃ」などで反応。''
3回目の時に分かった事だが、授業中尿意を感じるのが英語と理科の2つの教科のみで、体育館で号令する先生が英語の先生だった。
「先生の声」や「先生 怖い」というキーワードはこの英語の先生だった。
そして授業で発表しなきゃというのも英語の授業での事だった。
3回目はこの先生に対する脳の誤作動を切り替える調整を行う。
4回目に来院の時も「先生 怖い」というキーワードが消えていなかったので再び調整を加える。
その他は「理科の授業」に対する感情と「部活の先輩の声」で誤作動を起こしていた。
5回目「英語先生 楽しい」
怖いイメージがある半面楽しいという気持も潜在的にはあったようだ。
お母様の話しでもこの先生は授業に対して工夫を加えているようだった。
その感情だったのかもしれない。
その他は「部活友人 戦い」「家の手伝い 義務」「クラス 支配」
6回目「クラス 戦い」「学年集会 戦い」「部活(ピンポン)音」
7回目「ピンポンの音 ガシャガシャ」これは前回の「部活 音」を明確にして学習記憶を切り替えた。
以上7回の治療で授業中や集会、日常生活でも以前のように過敏にならなくなったという報告を受けている。
考察
小学校から中学校に進学すると環境が全く変わります。
先生との関わり合いや授業の態度、また部活での上下関係等小学校の頃と大きく変わってきます。
その中で今回の主訴の核となっていたのは「英語の先生」だったと私は思います。
私はその先生の事を良く知らないが、今までのAちゃんが経験した事のない先生だったのではないでしょうか。
ある面では威圧的と映ったかもしれないし、ある面では楽しいとAちゃんの目には映ったのかもしれません。
それらが脳内で過敏になり、頻尿のスイッチになったのだと思います。
PCRTではそのスイッチを身体に聞いて、患者にフィードバックして、自分の潜在的に感じている事に気づく事でスイッチが入らないように脳内で切り替わります。
その結果、今回は頻尿という症状が緩和されたようです。
最後に
今回の症例が上手く行ったのは、Aちゃんのお母様とご紹介して下さったご友人の方のお陰だと思います。
お二人とも当院の治療を受けて下さって、治療内容を十分理解してくださったのでAちゃんがしっかりと治療に向き合う事が出来たのだと思います。
ありがとうございました。
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